デクセリアルズ健康保険組合の個人情報保護への取り組み

デクセリアルズ健康保険組合(以下「当組合」という。)には、個人情報取扱事業者としてさまざまな義務と責任が生じます。健康保険組合では健康保険法に基づき、被保険者やその家族の皆様に対してさまざまな健康保険事務を行い、サービスを提供しておりますが、その処理の基盤となっているのは皆様の個人情報です。
当組合は個人情報の適正な管理・運用を徹底し、個人情報の重要性への意識を高め、業務に従事するすべての者が個人情報を正確かつ安全に取り扱うことにより、皆様の信頼に応えなければならないと考えております。当組合では「プライバシーポリシー(個人情報保護に関する方針)」を掲げ、「利用目的」を明確にし、「個人情報保護管理規程」を設け、そこに掲げた事項を常に念頭に置いて個人情報保護に万全を尽くすことに努めます。

プライバシーポリシー(個人情報保護に関する方針)

個人情報保護法に基づく公表事項

■個人情報の共同利用の取扱いについて

個人情報保護法では、健康診査事業等について事業主と共同して個人データを利用する場合には(1)個人データを共同利用する趣旨、(2)共同して利用する個人データの項目、(3)共同利用者の範囲、(4)利用する者の利用目的、(5)データ管理責任者の氏名または名称について、あらかじめ本人に通知または公表することとされています。
当組合では、共同利用の内容の公表を、本紙、当組合事務所への掲示、ホームページ等への掲載をもって行うことといたします。

<当組合が事業主と共同利用する趣旨等は以下のとおりです。>

  1. 個人データを利用する趣旨
    事業主と当組合が共同して健診及び事後指導を実施することが、被保険者及び被扶養者等の健康管理を推進する上で効率的、効果的である為、共同利用として実施する。
  2. 共同利用する個人データの項目
    1)被保険者
    記号・番号、氏名、性別、生年月日、年齢、郵便番号、住所、資格取得日、資格喪失日、事業所コード、事業所名、事業所住所、電話番号、メールアドレス、人間ドックデータ定期健康診査データ、特定健康診断データ、歯科検診データ、健康診査の受診医療機関名及び医師名
    *健診データ項目:問診・診察等(身長・体重・肥満度・腹囲・視力・聴力・血圧・医師診察)脂質・肝機能・代謝系・血液一般・尿腎機能・心電図・胸部X線 *上記検査等通知のほか、各項目の判断結果・総合判定・指導事項
    2)被扶養者
    氏名、性別、生年月日、年齢、続柄、扶養認定日、削除日
    3)共同利用する者の範囲
    当組合の職員、事業所の産業医・医療保健スタッフ、委託先事業者
    4)共同利用する者の利用目的
    被保険者及び被扶養者の健康の保持・増進のための健診と事後の保健指導、健康相談等への利用及び事業の評価・分析並びに産業医等他事業者との情報交換。
    5)データ管理責任者の氏名または名称
    (当組合)常務理事
    (事業所)事業主

<当組合が健康保険組合連合会と実施している共同事業は以下のとおりです。>

  1. 健保連との高額医療事業の共同実施について
    当組合と健保連では、健康保険法附則第2条に基づく事業として、当組合が高額な医療費が発生した場合に、その費用の一部を健保連から交付する事業を実施しています。その事業の申請のために、①診療報酬明細書(調剤報酬明細書を含む。以下「レセプト」という。)については、電子レセプトのCSV情報、もしくは紙レセプトのコピー、②当該レセプト患者氏名、性別、本人家族別、入院外来別、診療年月、レセプト請求金額などを記録(記載)した「交付金交付申請総括明細データ」、もしくは「交付金交付申請総括明細書」を健保連・高額医療グループに提出します。この交付を受けることによって、当組合の高額医療費の支出が軽減されることとなります。
  2. 共同利用する個人データの項目
    前項の「交付金交付申請総括明細データ」もしくは「交付金交付申請総括明細書」の記載項目のほか、レセプト記載データの全ての項目
  3. レセプトデータを共同利用する者の範囲
    (当組合)当組合の職員
    (健保連)交付金交付事業グループ・高額医療担当職員
    (業務委託先)公益財団法人日本生産性本部 ICT・ヘルスケア推進部及び協力会社
  4. レセプトデータを共同利用する者の利用目的
    当組合においては、高額医療事業の申請を行うことによって、医療費の一部の交付を受けるためにレセプトデータを利用します。
    健保連・高額医療グループにおいては、全組合からの申請を受理するため、当該組合からの申請が間違いないかをチェックし、適正な交付を行うために利用します。また、特に高額である1月1千万円以上のレセプトについては、個人情報を除いた上で、金額、主病名などについて公表することによって、医療費の高額化傾向を訴えていく材料とします。
  5. レセプトデータ等の管理責任者の氏名または名称
    (当組合)常務理事
    (健保連)組合サポート部長

■個人情報の第三者への提供について

個人情報保護法では、個人情報取扱事業者(当組合を含む)は、あらかじめ本人の同意を得ないで、個人情報を第三者に提供してはならないとされていますが、個人情報の通常必要な利用目的のうち、加入者本人にとって利益となるもの、または事業者側の負担が膨大であるうえ、明示的な同意を得ることが必ずしも本人にとって合理的であるとはいえないものについては、厚生労働省のガイドラインによって、あらかじめ公表しておいて被保険者等から特段明確な反対・留保の意思表示がないものついては「黙示的な同意」が得られたものとして取り扱ってよいこととされています。
当組合では、以下の事項につきその趣旨に該当するものといたします。なお、同意されない場合は当組合までお申し出ください。

  1. 高額療養費を本人の申請に基づかずに事業主経由で支給すること。
  2. 付加給付を本人の申請に基づかずに事業主経由で行うこと。
  3. 出産育児一時金等現金による給付を事業主経由で支給すること。
  4. 医療費通知を世帯単位でまとめて行うこと。

【窓口】デクセリアルズ健康保険組合

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